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Love life 
第2夜 初心者マーク
Symbol for a newly driver






彼はまだハタチそこそこ。恋愛経験も少ない
わかっていた事だから彼の稚拙なエッチも
はじめから容易に想像がついていた。
それだけにこれといってマイナス要因に思う事もなかった。

それどころか女体に不慣れなぎこちない感じが
彼らしい一途さや誠実さを実感させ、より愛しく感じられた。

いつも彼に抱かれている間、彼の表情の変化や
きゅっと一瞬眉間にしわを寄せる瞬間を
たまらなくかわいいなぁ〜って抱きしめながら見ていた。
よく官能小説でいうような
大きな波とか肉体の快楽みたいな感じとは違うけれど、
でも彼とのエッチはすごく好きだ。
愛に満ち溢れていて、精神的にすごく満たされる
私自身こんなにも優しく抱かれたのは生まれて初めての経験だった。

最初はがむしゃらにただ夢中の様子だった彼も
何度も夜を重ね通り過ぎていくうちに
徐々に落ち着きを見せてきた。

「ねぇ、櫻子〜。・・・どうしてほしい?」

私の顔を見つめながらじっくり観察するように
優しく声をかけてくれる。
それに感動して胸がキュンとする。

「あんまりね、感じてないみたいに見えるんだよ〜
どうしたらいいか言って」

夜を重ねるごとに
私の反応をすごく気にするようになった。

「俺はね、自分だけ気持ちいいって嫌なんだよ〜だから教えて。」

毎度毎度、そんな言葉をいうようになった彼に
なんだか何も言えない自分が申し訳気持ちにもなり
私も偽らずに自分の体について
少しづつ正直に話すように努力をし始めた。

どんな事に興奮するのか
どこをどうされると感じるのか
どんな風にされたいのか


《はずかしい》のはもちろんの事、そういう性的欲求を
相手に言えない理由は別にもう一つ存在していた。

自分の願望や欲求を伝える事によって
心の一番奥深いところを相手にさらけだすようで・・・。
そしてふしだらな女〜とか
なんて思われたりしたら・・・

それは今思えば
大和撫子として育てられた私の過度の心配で
ただ単に臆病なだけだったのかもしれない。
「そこよりもここのが気持ちいいのよ」
って男性の手を引き導く事くらい
嫌われる要因でもなんでもない事だったんだ!
その方が彼も喜んでくれるなんて思っていなかったから。

彼のエッチを稚拙だと思っていた私が、
自分自身のエッチの稚拙さを初めて認識した時でもあった。

彼のゆるぎない大きな愛情に包まれ
少しづつ私自身も変わろうとしていた・・・。




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